二十四節気(にじゅうしせっき)
本日は、「二十四節気」について少しお話します。
一年の中に、「春・夏・秋・冬」の四季がありますよね。
一年の月日の流れを「二十四」に分けて、
それぞれの季節にふさわしい名称をつけたもので、
「節気」(せっき)とは気候の変わり目を表す意味なんです。
そして、「春・六節気」「夏・六節気」「秋・六節気」「冬・六節気」と分かれています。
例えば、「春」のスタートは2月4日{(注1)・3日}です。
「まだ、真冬なのに?」と思いますが、
「二十四節気」で言う「立春」(りっしゅん)と言って、
「春の気が立つ」ところから名づけものなんです。
「旧暦(きゅうれき)」では、この日が正月(旧正月)です。(注2)
「四柱推命」などの占いは、この「立春」よりその年の「干支」(えと)に変わるんですよ。
(注1)は、「天象学会・万年暦」の平成27~平成75年の間に、2月3日が「立春」があるので!
・・・ちなみに2月3日の「立春」の年(平成27~75年の間)は、
平成33・37・41・45・49・53・57・61・65・69・70・73・74年です。
*平成33・37・70年は、流派の考え方によって2月4日になります。
(注2)の「旧暦」のお話はどこかでしますね。
話を戻して、本日11月3日は「二十四節気」で言いますと、
「霜降」(そうこう)にあたります。
「霜降」は10月23日頃から11月7日頃にあたり、秋の終わりを告げる季節です。
早朝に淡い霜ができるようになり、もう冬が間近ですよの頃なんですよ。
そして、「霜降」の次は「立冬」(りっとう)になります。
「冬の気が立つ」ところから名づけたもので、
日も短くなり、野山に枯葉が舞う頃です。
11月7日頃から11月22日頃にあたります。
「二十四節気」には、情緒がありますね。
「二十四節気」の「一節気」を更に分けた、
「七十二候」(しちじゅうにこう)と言うのも、あるんですよ。
また、お話しますね(^.^)/~~~
ディスカッション
コメント一覧
二十四節気のお話ありがとうございましたです。日本ほど四季折々の季節感を情緒とともに味わえる国は少ないようですね。平均すると月に一、回は祝祭日もあり季節にちなんだ春分の日、海の日、秋分の日などもありますね。逆に祝祭日で季節を感じるといったこともありそーでそれだけ生活と密接に絡み合っているのでしょう。そこにはやはり節目節目の二十四節気が季節の移り変わりを取り持つように存在しているのですね。
精壱より➡
そうですね。
もし四季などが嫌いな人は、
九州や北海道のように季節感が少しずれたりしているので、
好きな季節を追っかけていくなんてのもいいかもですね!
二十四節気・・・本当に情緒がありますね。
それぞれの季節の豊かさを感じながら、自然に寄り添う生活の中に安らぎを感じます。
来週は立冬。
年内にやるべきことはさっさとやりなさい!と、お尻を叩かれているような感じもします。
精壱より➡
街中での季節感は、デパートの飾りなど人工的なもの・・
自然の季節感は本当に安らぎを感じます。
自然に寄り添う生活は素敵ですよね。
この時期になると、気ばかり焦らされてしまうんです・・